PASPORT(患者入院支援・周術期管理チーム)このページを印刷する - PASPORT(患者入院支援・周術期管理チーム)

 福山医療センターでは、これから入院・検査・手術・その他の治療を受けられる患者さんとご家族に安心安全な医療を提供できるよう、入院前から退院後までを専門の医療スタッフが継続して支援したします。

PASPORTとは

Patient Admission Support & Perioperative Care Team
(患者入院支援・周術期管理チーム)


 これまで「入院検査予約センター」「地域医療連携室」「医療福祉相談」「患者支援センター」というように分かれていた病院の機能をひとつに統合し、おひとりの患者さんを専門の医療チーム(PASPORT)で支援します。専門の医療スタッフは、主治医、麻酔科医、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、歯科衛生士、臨床工学技士、医療ソーシャルワーカー、事務職員からなり、医療チームとしてそれぞれの役割を担います。
 

PASPORTで行うこと

  • 入院が決まったら、看護師が生活歴、病歴などを個別面談でうかがいます。
  • 薬剤師がお薬の確認と、治療に必要な休薬があれば説明します。
  • 専門の医療スタッフが、入院までに心がけていただくことを具体的に指導します。
  • 入院生活や治療への質問や相談にお答えし、不安を解消するお手伝いをします。
  • 退院後の生活を見据えた療養環境の準備や、福祉・介護支援を行います。

大切なこと

 PASPORTでは、入院や退院を控えた患者さんとご家族がよりよい療養ができるように、おひとりおひとりに合わせてきめ細やかな支援をします。大切なことは、患者さんとご家族が、医療スタッフと共にチームの一員であることです。病気やその治療経過に関する不安や悩みを解決しながら、生活の質の維持・向上をめざしましょう。

 

PERIOについて

 PERIO(perioperative care Team)は、周術期管理チームのことです。

 PERIO外来では、麻酔科医師と事前にカンファレンスを行い、麻酔に関するDVDやパンフレットを用いて、患者さんに合わせた麻酔の説明・手術後の痛みの表出方法の説明・術後せん妄の説明・手術室/ICUのオリエンテーション等を行います。麻酔科の診察も同時に受けていただき、手術室と早期からの情報共有を図ってます。
 高侵襲手術を受けられる患者さんに周術期に必要な情報収集や身体診察を実施し多職種との連携を行い、術前準備や不安軽減に努め、納得して手術を受けていただけるように関わっています。