当院の特徴このページを印刷する - 当院の特徴

地域の医療への貢献

         

  1. 常に最新の医療を提供できるよう心掛け、地域の医療機関からの紹介患者様に対し、最適な医療を提供します。
  2. 救急医療では空床確保病院として救急搬送患者の搬送困難事例の発生を防止するための機能を担っています。
  3. 二次医療圏で唯一の地域周産期母子医療センターであり、新生児の外科的治療を含め、充実した周産期医療を提供しています。
  4. 国指定の地域がん診療連携拠点病院として、最新の技術を持って、患者さんのがん治療に当たっています。
  5. 日本医療機能評価機構の認定を受け認定病院として、病院機能の充実を図り、患者さんが安心して受診できる病院造りを行っています。
  6. 外国人患者受入れ認証制度(JMIP)の認証病院に認定され、地域居住の外国人の対応も充実させて参ります。
  7. 新型コロナ感染症下で、地域の医療機関とともに新型コロナ感染症患者の対応を行います。
  8. かかりつけ医に主治医として紹介患者の診療に携わって頂けるよう、開放病床を登録制で運用しています。
  9. 当院の大型医療機器の共同利用を進め、地域医療にとって有用な医療機器の活用を行っています。
  10. 広島県のHMネットを導入することにより、地域の医療機関と画像を含めた患者情報の共有を行い、当院の医療情報を活用して頂いています。
  11. 毎月、外部講師を招いたオープンカンファレンスを開催し、幅広い情報発信を行い、日々の診療に役立てて頂きます(現在は新型コロナウイルス感染症の影響で休止中です)。
  12. 緩和ケア研修会等、地域の医療従事者を対象に研修を開催しています。
  13. 年1回、市民公開講座を開催し(昨年度はWeb配信)、診療の最前線について市民を含めた地域の方々に情報発信を行っています。また、毎月、情報誌FMCnewsを発刊し、地域に情報発信をしています。

病院としての主な機能

  1. 国指定地域がん診療連携拠点病院
  2. 地域周産期母子医療センタ-
  3. 第二次救急医療指定病院
  4. エイズ治療中核拠点病院
  5. 地域医療支援病院
  6. 臨床研修指定病院
  7. 特定行為研修指定研修機関
  8. がんゲノム医療連携病院
  9. 外国人患者受入れ医療機関認証制度 (JMIP)認証病院
  10. 日本集中治療医学会専門医研修施設

センター化による医療資源の集約

現在、15のセンターを設置し、スタッフの結束や診療機能の充実を図っています。
以下、その一部を紹介します。
  1. 内視鏡センターでは早期胃癌、大腸癌の内視鏡的切除(ESD,EMR)を行い、備後一の症例数を誇ります。肝胆膵領域の治療も積極的に行っています。
  2. 低侵襲治療センターでは消化器癌・肝胆膵領域疾患・肺癌・泌尿器癌・婦人科癌・小児疾患に対し、積極的に内視鏡手術に取り組んでいます。脊椎疾患に対する内視鏡手術件数は年間200例を数え、備後地区第一位を誇ります。
  3. 新生児センターは備後最大の新生児室(NICU12床、GCU12床:計24床)を稼働し、小児外科常勤医も4名在籍し、備後地区で最大です。近隣の福山循環器病院・脳神経センター大田記念病院の診療協力の下、備後で新生児医療を完結する地域診療連携を構築し、さらなる地域周産期母子センターの充実を図っています。
  4. 脊椎・人工関節センターの年間手術件数は1,000件を超え、脊椎疾患の手術件数は全国3位を誇ります。
  5. 頭頚部腫瘍センターは、頭頚部腫瘍治療では日本の第一人者である中谷宏章副院長(前栃木県立がんセンター頭頚部部長・元高知医科大学准教授)を中心に、手術・血管内治療・放射線化学療法等、頭頚部腫瘍全般にわたり、高度の治療を提供しています。
  6. 当院は全国で60施設目となるエイズ治療中核拠点病院に選定され、エイズ治療センターではエイズ治療における地域医療の充実を図っています。
  7. 患者入院支援・周術期管理センターは、当院独自の入院患者支援チームであるPASPORTを中心に活動し、当院で治療を受ける患者様のスムーズな入退院を支援します。
  8. 口腔相談支援センターは歯科衛生士を中心に随時相談を受け、”歯”っピーサロンを毎月開催し(現在は新型コロナウイルス感染症の影響で休止中です)、患者様への広報、教育を行っています。
  9. 外来化学療法センターは20床の外来化学療法用ベッドを有し、様々な癌腫に対応し、治療を快適に行えるよう、日々、運営しています。
  10. がんゲノム医療センターでは患者さんの遺伝子変異に応じた治療選択(精密医療:precision medicine)を可能にします。当院は2021年4月にがんゲノム医療連携病院に認定されました。

部門の設置による病院機能の充実と最適化

17の部を設置し、各部門の運営や病院機能の充実を図っています。
以下、その一部を紹介します。
  1. がん診療部
    がん診療を円滑に進めるため、各部署と連携し、地域がん診療連携拠点病院としての機能維持と市民を含めたがん診療の啓蒙を行います。
  2. 地域医療連携部
    地域医療機関からの患者の紹介や入院患者の後方支援をシームレスに行います。
  3. 臨床研究部
    倫理委員会の開催や学術発表・論文作成の援助等、院内の学術活動を補佐します。
  4. 治験管理部
    治験をスムーズに進めるため、同意、登録、データ管理等、治験に必須の作業を補佐します。
  5. 広報部
    FMCnewsの編集、ホームページの改訂等、病院広報を行います。
  6. 教育研修部
    初期研修医の募集、研修計画の作成、研修の評価等、研修システムの構築や新人メディカルスタッフの合宿研修の実施等、院内スタッフの研修を行います。
  7. 感染制御部
    院内感染の調査や統計、衛生管理等、感染に関連する業務を行い、パンデミックを予防します。新型コロナウイルス感染症対策では中心的役割を担い、院内、院外で活動しています。
  8. 医療業務支援部
    医師事務作業補助者(DA)を統括し、医師の診療援助を円滑に行います。
  9. 国際支援部
    外国人の診療体制の構築や国際医療支援に対応し、AMDAと提携し、南海トラフ地震に備え、また、AIDS診療補助としてのケニア派遣を行っています。Japan International Hospitals (JIH)の推奨病院として登録、維持を行い、2021年には外国⼈患者受⼊れ医療機関認証制度 (Japan Medical Services Accreditation for International Patients: JMIP)の認証病院に認定され、診療を充実して参ります。
  10. ワークライフバランス部
    働き方改革に向け、育児のための支援を行い、病児保育室の運営や女性の働きやすい環境の整備を行っています。
  11. 集中治療部
    2021年10月に日本集中治療医学会専門医研修施設に認定され、今後、集中治療専門医の育成を目指します。
この他、診療情報管理室では、がん登録、DPCの入力や統計調査を行い、診療報酬の請求漏れやカルテ記載のチェック等により、精度管理を行っています。