セカンドオピニオン外来のご案内このページを印刷する - セカンドオピニオン外来のご案内

セカンドオピニオン外来とは

 セカンドオピニオンとは第二の意見、つまり『主治医以外の医師の意見』という意味です。患者さんが一番適切な医療を納得して選択できるように、他の医師の意見を求める制度です。
 主治医から勧められた治療方法を選択するにあたり、特にそれが重い病気や危険を伴う手術である場合、他の専門医の意見を聞きたいとお考えになることも多いと思われます。
 当院では、そういった患者さんやご家族のご要望に応えるための『セカンドオピニオン外来』を行っています。
 なお、当院を受診されている患者さんで当院以外の医師の意見をお求めになりたい場合は遠慮なく主治医へその旨をお伝えください。

 セカンドオピニオン外来は、完全予約制です。セカンドオピニオン外来は、通常の診療時間より長い時間を見込んでいます。このため、ある程度余裕のある時間帯を確保する必要があります。一般の外来診察時間帯で行うことは困難なため、事前に予約頂く完全予約制です。

相談内容

  1. セカンドオピニオンを担当する医師は、経験豊かで専門知識のある医師が担当し、現在の治療、治療に関する意見、今後の治療方針や見通しに関する意見を提供します。
  2. 相談終了後、主治医への報告書を作成します。
  3. セカンドオピニオン外来では検査や治療行為は行いません。
  4. 医療訴訟に関するものは、お受けできません。

費用

30分まで11,000円、以降30分まで毎5,500円です(消費税込み)。
※令和元年10月1日からの消費税増税により、料金が改訂されました。
 健康保険適応外で、全額自費になります。

対象疾患等

  1. 外科疾患呼吸器外科疾患乳腺・内分泌疾患領域全疾患
  2. 内科(消化器内科循環器内科呼吸器内科)領域全疾患
  3. HIV感染症
  4. 整形外科疾患(外傷・関節外科・小児整形外科・脊椎疾患・脊髄疾患)
  5. 形成外科領域全疾患
  6. 皮膚科領域全疾患
  7. 泌尿器科(尿路性疾患)
  8. 産科領域全疾患
  9. 婦人科(癌・奇形)
  10. 小児科領域全疾患
  11. 小児外科領域全疾患
  12. 耳鼻咽喉頭頸部腫瘍領域全疾患
  13. 精神科領域全疾患(うつ病、パニック障害、摂食障害、睡眠障害)
  14. 脳神経外科領域全疾患
  15. 放射線科(悪性腫瘍)
  16. 麻酔科(手術の麻酔方法)

セカンドオピニオン外来受診の流れ


医療機関からの申し込み

 地域の先生方から医療連携支援センターへお申し込みください。実施日時は、担当医と調整し、FAXにてご紹介を頂いた地域の先生方へご連絡させて頂きます。

「医療連携支援センター」へお願いします。
電話の場合は、084-922-9951
FAXの場合は、084-922-2411

 ※注意事項※
・ご家族のみの受診の場合は、患者さん本人の同意書が必要です。
・事前に紹介状及び検査結果、レントゲンフィルム等の資料を「医療連携支援センター」へご持参頂くか、郵送してください。

セカンドオピニオンを希望される皆様へ

セカンドオピニオン外来は、一般的な意見をお話しするのではなく、患者さんの現在の提案された治療方針を選択する上で、当院の専門医が意見を提案することを目的としています。そのため、現在治療中の主治医からの紹介状が必ず必要です。紹介状がない場合はセカンドオピニオン外来をお受けすることができません
 また、レントゲンフィルムなどの検査資料をご持参頂ければ、より的確な判断が可能となります。
 紹介内容の判読に10~20分程度かかりますので、紹介状・資料等は事前に郵送もしくは持参して頂くことで事前準備が可能となり、より多くの時間を説明に費やすことができます。

他院でセカンドオピニオンを希望される場合

 当院にかかっておられる患者さん・ご家族が、他院のセカンドオピニオンを受けることもできます。ご希望の場合は、まず主治医にご相談ください。

ダウンロード