クリティカルパス委員会このページを印刷する - クリティカルパス委員会

部門の特徴

クリティカルパスとは、医療スタッフと患者さんが治療経過の情報を共有するため、入院から退院までの治療や検査などを計画し、それを時間軸に沿ってまとめた治療計画表のことを言い、クリティカルパスあるいは単にパスと呼ばれています。クリティカルパスはあくまで標準的な治療経過であり、言いかえれば順調に経過した場合の見本です。当然、患者さんごとに個別性がありますので、経過に何らかの異常がある場合には、早期にそれを発見・対応することが可能となります。当院で使用しているクリティカルパスは、これまでの当院における経験と実績をもとに治療法ごとに作成しており、事前に詳しく計画を立てておくことで治療の効率化が実現できる上、患者さんに明確な診療情報を提供することもできます。 また、最近では1つの医療機関の中だけで使用されるのではなく、地域のかかりつけ医と専門病院などが、患者さんの情報を共有し、連携して患者さんの治療などを行うことで切れ目のない医療を提供することができ、さらに治療上必要な検査などの重複を避けることができるシステムとして地域医療連携クリティカルパスも普及してきました。

クリティカルパス委員会とは

クリティカルパス委員会は、チーム医療の実践、医療の標準化の推進により、医療の質と安全性を高めるために活動しています。クリティカルパス委員会には、医師、看護師の他に薬剤師、臨床検査技師、放射線科技師、管理栄養士、理学療法士及び事務職員などの各コメディカルの代表が毎月1回参加し、その委員会の中で様々な意見出し合いながらクリティカルパスの作成・改訂を行っています。また、クリティカルパス委員会では、1年に1回パス大会を開催しており、クリティカルパスについての発表はもとより、各学会報告やミニレクチャーなども開催しています。 クリティカルパスは現在の医療では欠かせないものと言っても過言ではなく、日々進化しています。当院クリティカルパス委員会も同様に日々進化し、患者さんへの安心・安全な医療の提供に貢献します。

医療関係者向け専門情報

当院のクリティカルパス使用状況

当院のクリティカルパス使用状況は以下のとおりです。

・クリティカルパス総数 289
・令和元年度クリティカルパス利用患者数 8,053件(利用率 71%)
(参考)平成31年度クリティカルパス利用患者数 8,044件(利用率 72%)