新生児科このページを印刷する - 新生児科

診療科の特徴

新生児科
当院は地域周産期母子医療センターに指定され、広島県東部の周産期医療の中心的役割を担っています。NICU(Neonatal Intensive Care Unit:新生児集中治療室)には、早産・低出生体重児や疾患のある新生児など集中治療を必要とする新生児が入院しています。NICUでの集中治療を終えると、新生児はGCU(Growing Care Unit:新生児治療回復室)に転室し、退院の準備を行います。NICU 12床とGCU 12床のあわせて24床を新生児センターと呼んでいます。疾患に対する治療のみならず、赤ちゃんや家族に優しいケア・環境づくりについても取り組んでいます。新生児がNICUに入院すると決まったそのときから、退院後の家族生活を見据えた医療を提供できるよう、私達はこころがけています。

医療関係者向け専門情報

具体的な診療内容

当院は地域周産期母子医療センターに指定されており、新生児センターはNICU 12床、GCU 12床の合計24床で構成されています。治療が必要な新生児を365日24時間体制で受け入れています。近隣の医療施設からの新生児搬送も受け入れており、必要時は当院医師が迎え搬送を行います。日本周産期・新生児医学会専門医(新生児)、新生児集中ケア認定看護師らが中心となり、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床工学技士、臨床心理士、病棟保育士、メディカルソーシャルワーカー等多職種でチーム医療を行っています。小児外科・脳神経外科・耳鼻科・形成外科・眼科・整形外科・泌尿器科等、他科と連携を図り外科的処置を必要とする新生児の治療も行っています。退院後は、発達の経過観察、合併症の管理等、外来でのフォローアップも行っています。当院は日本周産期・新生児医学会の専門医(新生児)制度の指定施設であり、研修医は当院で専門医取得のための基本的な研修を積んだ後、基幹施設での研修の紹介を受けることが可能です。

新生児センター入院患者年次推移

スタッフ

氏  名 岩瀨 瑞恵(いわせ みずえ)
役  職 新生児センター長(医長)
専門分野 新生児
卒業年度 平成16年
資  格
◆ 小児科専門医、指導医(日本小児科学会)
◆ 周産期専門医(新生児)(日本周産期・新生児医学会) 
◆ 岡山大学医学部臨床講師
◆ 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
 

氏 名 猪谷 元浩(いのたに もとひろ)
役 職 新生児科医長
卒業年度 平成20年
資 格
◆ 小児科専門医
◆ 日本周産期・新生児医学会専門医(新生児)
◆ 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
 

氏  名 山下 定儀(やました さだのり)
役  職 小児科医長
卒業年度 平成12年
資  格
◆ 小児科専門医・指導医
◆ 臨床研修指導医
◆ 岡山大学医学部臨床講師

 

氏  名 坂本 朋子(さかもと ともこ)
役  職 新生児科医師
専門分野 小児科一般
卒業年度 平成16年
資  格
◆ 小児科専門医