大腸・小腸外科このページを印刷する - 大腸・小腸外科

診療科の特徴

大腸・小腸外科

小腸は検査がしにくい臓器ですが、最近ではカプセル内視鏡やダブルバルン内視鏡にて検査ができるようになり(消化器内科参照)、外科的手術が必要な場合は主に腹腔鏡下手術で行っています。大腸では食生活の欧米化に伴い大腸癌が最近増えています。男女ともに死亡率は臓器別では上位を占めていますが、早期発見すれば比較的治る癌で、そのためにも検診を受けたり、腹痛、便秘、下痢などの症状があれば医療機関を早めに受診して下さい。

大腸癌の治療は内視鏡的治療と手術に分かれますが、内視鏡的治療で無理な場合(大きさや、癌の深さで判断)は手術になります。当院は大腸肛門病学会の認定施設であり、広島県内でも有数の手術症例を誇っています。2018年は138例の大腸癌の手術を施行しており,うち100件(72%)を腹腔鏡で行いました。導入当初は早期癌のみ対象でしたが,現在は進行癌に対しても積極的に行っております.従来の開腹手術よりもはるかに小さなきず(4~5cm)ですみ、術後の疼痛も少なく、回復も早いため、早い人で術後10日で退院しております.

直腸癌に対してもできるだけ人工肛門を作らない手術を導入し、再発切除不能大腸癌に対しては様々な抗がん剤や新しい分子標的治療薬を組み合わせた治療を行っております。治療方針は毎週消化器カンファレンスを行い決定しております。

外来担当は月:岩川・宮宗・磯田、火:大塚・濱野・吉田、水:大塚、木:宮宗・徳永、 金:岩川・常光です。

医療関係者向け専門情報

具体的な診療内容

当院は大腸肛門病学会の認定施設であり(評議員:岩川、指導医:岩川・大塚、専門医:宮宗)、広島県内でも有数の手術症例を誇っています。大腸癌に関しては2018年は138例の原発大腸癌の手術を施行しており,うち100件(72%)を腹腔鏡で行いました。2000年の導入当初は早期癌のみ対象でしたが,現在は進行癌に対しても積極的に行っております.従来の開腹手術よりもはるかに小さなきず(4~5cm)ですみ、術後の疼痛も少なく、回復も早いため、早い人で術後10日で退院しております.また、2010年からは腹腔鏡下胆嚢摘出術に導入された単孔式手術と言う臍部2-3cm切開だけの手術を、現在は盲腸やS状結腸の一部の大腸癌に対しても導入しております(2013年現在16例)。これはお臍の所を2-3cm切開してE・Zアクセスと言われる小さなポートを挿入して,その1ヶ所の孔から鉗子や細いカメラを挿入して行う手術であります.技術的はさらに高度なものが求められますが,術後のきずは術後3ヶ月もすると,お臍の孔に隠れてほとんどわからなくなってしまいます.直腸癌に対してもできるだけ人工肛門を作らない手術(括約筋温存手術)を導入し、2018年はRaRb直腸癌27例のうち17例で肛門温存手術を施行しました。高度進行癌に対しても他科の先生と協力して治癒切除を目指しております。また、肝臓や遠隔リンパ節に転移した進行した大腸癌に対しても、肝臓切除手術や化学療法及び放射線療法を組み合わせて治療を行って、比較的良い成績をあげております。再発切除不能大腸癌に対しては、各種治験にも参加して様々な抗がん剤や新しい分子標的治療薬を組み合わせた治療を行っております。治療方針は毎週消化器カンファレンスを行い、大腸癌取り扱い規約・大腸癌治療ガイドラインに準拠して決定しております。その他の炎症性腸疾患(虫垂炎、憩室炎、潰瘍性大腸炎など)で手術が必要な場合も遠慮なく、ご相談ください。別掲のごとく、虫垂炎に対しても約9割を腹腔鏡下手術にて行っております。外来紹介の折は直接紹介していただくか、当院、地域連携室にご連絡ください。
外来担当は月:岩川・宮宗・磯田、火:大塚・濱野・吉田、水:大塚、木:宮宗・徳永、 金:岩川・常光です。

 

業績

スタッフ

氏  名 岩川 和秀(いわかわ かずひで)
役  職 大腸・肛門外科医長
専門分野 消化器外科(大腸・肛門)、消化器内視鏡
卒業年度 昭和58年
資  格
◆ 外科学会認定医・専門医・指導医
◆ 消化器外科専門医・認定医・指導医
◆ 大腸肛門病専門医
◆ 消化器内視鏡専門医
◆ 消化器病専門医・指導医
◆ 大腸肛門病指導医
◆ 消化器内視鏡指導医
◆ 日本大腸肛門病学会評議員
◆ 日本臨床外科学会評議員
◆ 日本ストーマ排泄リハビリテーション学会評議員
◆ 日本消化器病学会中国支部評議員
◆ 身体障害者指定医師(直腸・膀胱及び小腸機能障害)
◆ がん治療認定医
◆ 緩和ケア研修修了医
◆ 新臨床研修指導医
◆ ストーマ認定士
◆ 死体解剖資格認定
 

氏  名 大塚 眞哉(おおつか しんや)
役  職 低侵襲治療センター長、胃腸・内視鏡外科医長
専門分野 腹腔鏡下手術、消化器外科(胃・大腸)
卒業年度 平成2年
資  格
◆ 外科学会認定医・専門医・ 指導医
◆ 消化器外科専門医 ・指導医
◆ 消化器内視鏡専門医
◆ 日本大腸肛門病学会専門医・指導医
◆ 消化器がん外科治療認定医
◆ 日本臨床外科学会評議員
◆ 日本内視鏡外科学会評議員
◆ 日本がん治療認定医
◆ 岡山大学医学部臨床教授
◆ 臨床研修指導医
◆ 身体障害者指定医師(直腸・膀胱及び小腸機能障害)
◆ 福山市医師会学術委員
◆ 同上勤務医部会委員
◆ Membership of ESMO(欧州臨床腫瘍学会)
◆ Membership of EAES(欧州内視鏡外科学会)
◆ 日本医師会認定産業医
◆ 第3期ASUISHI(明日の医療の質向上をリードする医師養成プログラム)終了
◆ 医療安全管理者

氏  名 常光 洋輔(つねみつ ようすけ)
役  職 食道・胃腸外科医長 専門分野 消化器外科一般(食道・胃)
卒業年度 平成6年
資  格
◆ 外科学会認定医・専門医・指導医
◆ 消化器外科専門医・指導医
◆ 消化器がん外科治療認定医
◆ 緩和ケア研修修了医
◆ 日本がん治療認定医・暫定教育医
 

氏  名 德永 尚之(とくなが なおゆき)
役  職 肝臓・胆のう・膵臓外科医長
専門分野 消化器外科一般
卒業年度 平成9年
資  格
◆ 外科専門医
◆ 消化器外科専門医
 

氏  名 宮宗 秀明(みやそう ひであき)
役  職 消化器外科医長
専門分野 消化器外科一般
卒業年度 平成7年
資  格
◆ 外科専門医
◆ 消化器外科専門医
◆ 消化器がん外科治療認定医
◆ 緩和ケア研修修了医
◆ 大腸肛門病専門医
 

氏  名 濱野 亮輔(はまの りょうすけ)
役  職 消化器外科医長
専門分野 消化器外科一般
卒業年度 平成11年
資  格
◆ 外科認定医・専門医
◆ 消化器外科専門医 ・指導医
◆ がん治療認定医
◆ 消化器がん外科治療認定医
◆ 緩和ケア研修修了医