胃外科
診療科の特徴
当科では別掲のごとく、年間約60-70件の胃の手術を行っておりますが,その多くを占めるのが胃癌の症例です。参考図のごとく、早期に発見すれば予後もいいので早期発見が大事です。検診はちゃんと受けてください。
ステージ1の早期癌に対しては備後地区でもいち早く、2005年から低侵襲の腹腔鏡下胃幽門側切除術を採用して、良好な成績をあげています。
腹腔鏡(ふくくうきょう)下手術とはおなかを大きく切らないで腹腔鏡と呼ばれるカメラを使用して、おなかの中の様子をテレビモニター画面に映し出し、いくつかの小さな穴をおなかに開けて行う手術です。特徴として1)痛みが少ない2)日常生活への復帰と早く仕事にもどれれる3)きずあとが小さく目立たないなどです。参考図をみてください。ステージ2以上の進行胃癌に対しては腹腔鏡下手術ないしは通常開腹手術を行っておりますが、リンパ節転移の目立つ症例、切除可能かどうか判断が難しい症例に対しては術前化学療法も行っています。毎週消化器カンファレンスを行い、胃癌治療ガイドラインに準拠して治療方針の検討を行い手術を決定しています。過去5年の手術実績は消化器・一般外科の部門を参照してください。
胃外科の担当チーフは大塚(火水)、常光(木金)です。
また、この度、低侵襲治療センターを開設いたしましたが(担当:外科大塚、泌尿器科長谷川)、低侵襲治療とは腹腔鏡や胸腔鏡を用いて行う手術の総称で、きずの小さな、患者さんに負担の少ない手術を心がけています。
ステージ1の早期癌に対しては備後地区でもいち早く、2005年から低侵襲の腹腔鏡下胃幽門側切除術を採用して、良好な成績をあげています。
腹腔鏡(ふくくうきょう)下手術とはおなかを大きく切らないで腹腔鏡と呼ばれるカメラを使用して、おなかの中の様子をテレビモニター画面に映し出し、いくつかの小さな穴をおなかに開けて行う手術です。特徴として1)痛みが少ない2)日常生活への復帰と早く仕事にもどれれる3)きずあとが小さく目立たないなどです。参考図をみてください。ステージ2以上の進行胃癌に対しては腹腔鏡下手術ないしは通常開腹手術を行っておりますが、リンパ節転移の目立つ症例、切除可能かどうか判断が難しい症例に対しては術前化学療法も行っています。毎週消化器カンファレンスを行い、胃癌治療ガイドラインに準拠して治療方針の検討を行い手術を決定しています。過去5年の手術実績は消化器・一般外科の部門を参照してください。
胃外科の担当チーフは大塚(火水)、常光(木金)です。
また、この度、低侵襲治療センターを開設いたしましたが(担当:外科大塚、泌尿器科長谷川)、低侵襲治療とは腹腔鏡や胸腔鏡を用いて行う手術の総称で、きずの小さな、患者さんに負担の少ない手術を心がけています。
医療関係者向け専門情報
具体的な診療内容
当科では年間約60-70件の胃の手術を行っておりますが,その多くを占めるのが胃癌の症例です。ステージ1の早期癌に対しては備後地区でもいち早く、2005年から低侵襲の腹腔鏡下胃切除術を採用しております。術後の回復も早く、傷も小さく良好な成績をあげています。
最近は完全腹腔鏡下胃幽門側切除(LDG)と言ってリンパ節の郭清,胃切除,吻合再建まですべてを腹腔内で行い、臍部に3cmの切開をして切除胃を取り出す手術も行っています。ステージ2以上の進行胃癌に対しては腹腔鏡下手術ないしは通常の開腹手術を行っておりますが、リンパ節転移の目立つ症例、切除可能かどうか判断が難しい症例に対しては術前化学療法も行っています。また肝転移など来した症例に対しても手術+抗がん剤+放射線療法など集学的治療を行っております。免疫チェックポイント阻害薬も適応症例には積極的に使用しています。
また日本の癌治療をリードしているJCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)の胃がんグループに2017年6月から新規参加が認められ、質の高い治験もできるようになりました。現在、JCOG1509、JCOG1711、JCOG2203、JCOG2204試験に参加しています。また母体の岡山大学消化器腫瘍外科とも共同研究を行っております。過去の手術症例数は手術実績を参照してください。胃GISTに対しては、消化器内視鏡医と協力してLECS手術(腹腔鏡・内視鏡合同手術)も導入して良好な成績を上げております。
外来紹介の折は直接紹介していただくか、当院、地域連携室にご連絡ください。
胃外科の担当は大塚(火水)、常光(木金)、濱野(火)です。
低侵襲治療センターを開設いたしましたが、低侵襲治療とは腹腔鏡や胸腔鏡を用いて行う手術の総称で、きずの小さな、患者さんに負担の少ない手術を心がけています。当院ではハイビジョンカメラを導入して消化器外科(食道、胃、肝胆膵脾、小腸・大腸、ヘルニア)、呼吸器外科、泌尿器科、婦人科、小児外科等で様々な治療が行われています。
最近は完全腹腔鏡下胃幽門側切除(LDG)と言ってリンパ節の郭清,胃切除,吻合再建まですべてを腹腔内で行い、臍部に3cmの切開をして切除胃を取り出す手術も行っています。ステージ2以上の進行胃癌に対しては腹腔鏡下手術ないしは通常の開腹手術を行っておりますが、リンパ節転移の目立つ症例、切除可能かどうか判断が難しい症例に対しては術前化学療法も行っています。また肝転移など来した症例に対しても手術+抗がん剤+放射線療法など集学的治療を行っております。免疫チェックポイント阻害薬も適応症例には積極的に使用しています。
また日本の癌治療をリードしているJCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)の胃がんグループに2017年6月から新規参加が認められ、質の高い治験もできるようになりました。現在、JCOG1509、JCOG1711、JCOG2203、JCOG2204試験に参加しています。また母体の岡山大学消化器腫瘍外科とも共同研究を行っております。過去の手術症例数は手術実績を参照してください。胃GISTに対しては、消化器内視鏡医と協力してLECS手術(腹腔鏡・内視鏡合同手術)も導入して良好な成績を上げております。
外来紹介の折は直接紹介していただくか、当院、地域連携室にご連絡ください。
胃外科の担当は大塚(火水)、常光(木金)、濱野(火)です。
低侵襲治療センターを開設いたしましたが、低侵襲治療とは腹腔鏡や胸腔鏡を用いて行う手術の総称で、きずの小さな、患者さんに負担の少ない手術を心がけています。当院ではハイビジョンカメラを導入して消化器外科(食道、胃、肝胆膵脾、小腸・大腸、ヘルニア)、呼吸器外科、泌尿器科、婦人科、小児外科等で様々な治療が行われています。
手術実績
学会・論文業績
スタッフ
氏 名 大塚 眞哉(おおつか しんや)
役 職 臨床研究部長、医療安全管理部長
専門分野 腹腔鏡下手術、消化器外科(胃・大腸)
卒業年度 平成2年
資 格
◆ 外科学会認定医・専門医・ 指導医
◆ 消化器外科専門医 ・指導医
◆ 消化器内視鏡専門医
◆ 日本大腸肛門病学会専門医・指導医
◆ 消化器がん外科治療認定医
◆ 日本臨床外科学会評議員
◆ 日本内視鏡外科学会評議員
◆ 日本がん治療認定医
◆ 岡山大学医学部臨床教授
◆ 臨床研修指導医
◆ 身体障害者指定医師(直腸・膀胱及び小腸機能障害)
◆ 福山市医師会理事(医療安全、産業保健、学術、勤務医担当)
◆ Membership of ESMO(欧州臨床腫瘍学会)
◆ 日本医師会認定産業医
◆ 第3期ASUISHI(明日の医療の質向上をリードする医師養成プログラム)終了
◆医療安全管理者
氏 名 常光 洋輔(つねみつ ようすけ)
役 職 食道・胃腸外科医長
専門分野 消化器外科一般(食道・胃)
卒業年度 平成7年
資 格
◆ 外科学会認定医・専門医・指導医
◆ 消化器外科専門医・指導医
◆ 消化器がん外科治療認定医
◆ 緩和ケア研修修了医
◆ 日本がん治療認定医・暫定教育医
氏 名 濱野 亮輔(はまの りょうすけ)
役 職 消化器外科医長
専門分野 消化器外科一般
卒業年度 平成12年
資 格
◆ 外科認定医・専門医・指導医
◆ 消化器外科専門医 ・指導医
◆ がん治療認定医
◆ 消化器がん外科治療認定医
◆ 緩和ケア研修修了医
役 職 臨床研究部長、医療安全管理部長
専門分野 腹腔鏡下手術、消化器外科(胃・大腸)
卒業年度 平成2年
資 格
◆ 外科学会認定医・専門医・ 指導医
◆ 消化器外科専門医 ・指導医
◆ 消化器内視鏡専門医
◆ 日本大腸肛門病学会専門医・指導医
◆ 消化器がん外科治療認定医
◆ 日本臨床外科学会評議員
◆ 日本内視鏡外科学会評議員
◆ 日本がん治療認定医
◆ 岡山大学医学部臨床教授
◆ 臨床研修指導医
◆ 身体障害者指定医師(直腸・膀胱及び小腸機能障害)
◆ 福山市医師会理事(医療安全、産業保健、学術、勤務医担当)
◆ Membership of ESMO(欧州臨床腫瘍学会)
◆ 日本医師会認定産業医
◆ 第3期ASUISHI(明日の医療の質向上をリードする医師養成プログラム)終了
◆医療安全管理者
氏 名 常光 洋輔(つねみつ ようすけ)
役 職 食道・胃腸外科医長
専門分野 消化器外科一般(食道・胃)
卒業年度 平成7年
資 格
◆ 外科学会認定医・専門医・指導医
◆ 消化器外科専門医・指導医
◆ 消化器がん外科治療認定医
◆ 緩和ケア研修修了医
◆ 日本がん治療認定医・暫定教育医
氏 名 濱野 亮輔(はまの りょうすけ)
役 職 消化器外科医長
専門分野 消化器外科一般
卒業年度 平成12年
資 格
◆ 外科認定医・専門医・指導医
◆ 消化器外科専門医 ・指導医
◆ がん治療認定医
◆ 消化器がん外科治療認定医
◆ 緩和ケア研修修了医