ヘルニア外科
診療科の特徴

医療関係者向け専門情報
具体的な診療内容
当科で扱うヘルニア疾患としては鼠径ヘルニア、大腿ヘルニア、閉鎖孔ヘルニア、内ヘルニア、臍ヘルニア、白線ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニア、傍ストーマヘルニア、横隔膜へルニア、食道裂孔ヘルニアなどがあります。特に鼠径ヘルニアについては年間約100例に対して手術を行っています。両側の確認ができることなどのメリットもあり、鏡視下での手術も積極的に取り入れています。2019年は28例に行っており、良好な成績を修めています。疼痛も少なく術後在院日数は短縮できています。また多くの合併症があり全身麻酔や腰椎麻酔が難しい症例でも膨潤麻酔(局所麻酔の一種)を用いて良好な除痛を図った上での安全な手術にも力を入れております。ヘルニア疾患の内嵌頓症例は2019年は5例で緊急疾患にも幅広く対応しています。その他のヘルニアや稀なヘルニアついても御相談いただければ幸いです。