国際支援部-Department of International Support-このページを印刷する - 国際支援部-Department of International Support-

部門の特徴

現在、日本には数多くの外国人が渡航、居住しており、福山においても日常診療のなかで外国人患者に触れることが多くなってきています。 政府の医療国際展開タスクフォースにおいても、医療技術並びに医療サービスの国際展開にむけ、外国人患者受け入れの促進が掲げられていますが、外国人患者が日本の医療機関で治療をうけるには言葉の壁・制度の問題・習慣の違いなど数多くのハードルが存在します。
当院においてもこれまで外国人患者の受け入れ体制は十分ではなく、現場のスタッフに一任されている状況でありましたが、今後すすんでいく医療のグローバル化に対応するために、国際的な医療活動を支援する部門として「国際支援部」が2017年4月に設立されました。

目標

  1. 外国人患者の受け入れ体制の充実
  2. 海外の病院との交流・ 海外研修・院内研修による国際医療貢献・医療スタッフのグローバル化
  3. Medical Excellence Japan (MEJ)に参加し、ジャパン インターナショナル ホスピタルズに認証されること(認証済)
  4. 外国人患者受入れ医療機関認証制度 (Japan Medical Services Accreditation for International Patients: JMIP)に認証されること(未認証)
  5. 院内協力体制の強化

上記5点の目標を掲げ、スタッフの国内外での研修、院内表記の多国語化、通訳体制の構築など外国人患者の受け入れ体制の充実を進めております。

スタッフ

医師1名 看護師3名 薬剤師2名 放射線技師1名 臨床検査技師1名 事務職員5名 計13名

部門の具体的な活動内容


1)外国人患者の受け入れ体制の充実
・通訳ツールの導入
2018年より電話医療通訳システムmediPhone(メディホン)を導入し、12言語の電話通訳に対応しています。また、簡易な日常会話の通訳に対応するツールとして多言語音声翻訳アプリVoiceTra(ヴォイストラ)も同時期に使用を開始しています。また、院内には通訳に対応する3台のタブレット端末を常備しています。 また、公益財団法人ひろしま国際センター(HIC)と福山市の協力のもと、医療通訳ボランティアの導入に向け現在調整中です。

・外国人患者受診時のサポート体制の構築 外国人の患者様が受診された際には、国際支援部のスタッフが駆け付け、医療スタッフのサポートを行います。

・院内表示の多言語化 院内表示を英語・中国語・ベトナム語の3か国語を用いた多言語表記としました。

多言語表示
多言語表示
内視鏡センター
 

2)海外の病院との交流・ 海外研修・院内研修による国際医療貢献・医療スタッフのグローバル化  
・2017年3月~2019年3月までの当院における国際的医療活動

2017年3月 ハワイ大学 指導者シミュレーション研修
2017年7月 タイ ラジャビチ病院スタッフ 当院視察
2017年9月 ケニア AIDS/HIV診療視察
2018年1月 AMDA International Conference for Asia Chapters 2018 Kuala Lumpur、 Malaysiaに参加
2018年2月 タイ The 29th Annual Academic Meeting of Rajavithi Hospital
2018年2月 ハワイ大学 指導者シミュレーション研修
2018年7月 タイ ラジャビチ病院スタッフ 当院視察 → 西日本豪雨のため中止
2018年9月 ケニア AIDS/HIV診療視察
ケニア
2019年2月 タイ The 30th Annual Academic Meeting of Rajavithi Hospital
タイ
2019年2月 ハワイ大学 指導者シミュレーション研修
ハワイ大学

・院内英語教室
現在週2回、国際支援部、ACCES(エイズ治療センター)および関係者を対象とした英語教室を院内で行いスタッフの語学力向上に努めています。
 

3)Medical Excellence Japan (MEJ)に参加し、ジャパン インターナショナル ホスピタルズに認証されること
MEJの目標は大きくインバウンド(国内への外国人患者のひきこみ)とアウトバンド(海外での事業展開など)に分かれます。MEJにおけるインバウンドの目標は海外から日本の医療をうけたい渡航者に対して日本の高度な医療(検診や検査も含む)を提供することあり、MEJは渡航者に対する診療を請け負うことが可能な病院を審査し、ジャパン インターナショナル ホスピタルズとして世界に向けて推奨します。
当院は2017年12月よりジャパン インターナショナル ホスピタルズの一員として推奨を受けております。
証明日本
 

4)外国人患者受入れ医療機関認証制度 (Japan Medical Services Accreditation for International Patients: JMIP)に認証されること(2019年8月時点で未認証。目標です。)
現在、我々はジャパン インターナショナル ホスピタルズとしての体制作りを進めながら、政府による在留外国人や旅行者などを主な対象とした外国人患者受け入れ体制の審査・認証制度である『外国人患者受入れ医療機関認証制度 Japan Medical Service Accreditation for International Patients(JMIP)』の認証をうけることを目標に院内の国際化を進めています。
 

5)院内協力体制の強化 当院では国際支援部のもとに院内の国際関連業務を統括・センター化し、職種・部門の枠を超えて連携を強化するため、2018年4月より国際協力推進センターをたちあげました。 国際支援部を中核として、医師2名、研修医1名、ACCES(エイズ治療センター)3名、臨床研究部2名、治験管理部1名、栄養管理室2名、ME2名、リハビリテーション科2名 の18名加えた計31名をメンバーとしてカンファレンスを定期的に行い、院内での連携を強めています。 当部門は本格的な病院の国際化に向けた活動を開始しました。 病院の国際化は地域の方々の協力なくしては成しえないプロジェクトであります。お力添えのほどよろしくお願い申し上げます。
 

関連リンク
MEJMedical Excellence Japan (MEJ)

IHジャパン インターナショナル ホスピタルズ

外国人患者受入れ医療機関認証制度 Japan Medical Service Accreditation for International Patients(JMIP)