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部門の特徴

倫理性、科学性、透明性、質の高さを重視しながら、病院内で、あるいは、院外の他施設と共同で、多くの分野で医療の進歩に貢献すべく臨床に密接した研究を行っております。

国立病院機構の持つ使命には、

  1. より質の高い医療の提供
  2. 次世代を担う医療人の教育
  3. 臨床研究を通した医療の進歩に貢献

という3つがあります。
 病院内に設置された、臨床研究部は倫理性、科学性、透明性、質の高さを重視しながら、病院内で、あるいは、院外の他施設と共同で、多くの分野で医療の進歩に貢献すべく臨床に密接した研究を行っております。当院の臨床研究部は2004年に開設されましたが、がん診療、骨・運動器、成育の分野を中心とした研究のみならず、消化器系、呼吸器系、循環器系、脳神経系などの領域においても臨床研究を展開しております。どうぞ、今後とも福山医療センターの臨床研究部にご期待ください。

【関連リンク】 倫理審査委員会 / 臨床倫理審査委員会 / 研究利益相反審査委員会 / 実施中の臨床研究に関する情報 / 公的研究費等の取扱い及び研究活動に係る不正行為の取扱いについて

医療関係者向け専門情報

部門の具体的な業務内容

 国立病院機構の臨床研究部は医療の進歩に貢献すべく、20以上の分野に分けて多施設共同研究やEBM研究を推進しています。
 当院の臨床研究部は2004年4月に院内標榜として開設され、2008年4月には国立病院機構内において正式な研究部として認められ、今日に至っております。従来、福山医療センターは政策医療として、癌、骨/運動器、成育の分野で高度な医療を実施しておりましたが、現在は、当院の歴史をふまえつつ、更に消化器、呼吸器、循環器、感染症などの領域においても臨床研究活動を展開しております。医師を始め、各部門から学術委員を選出して23人と事務局で構成されていますが、組織図もHPに記載しておりますので、ご覧ください。当院の特色として、臨床研究は医師のみならずあらゆる職種に開かれており、病院全体として全国学会での発表が年々増加しております。また、国際学会での発表も着実に増えており、今後、更なる情報発信と福山医療センター発のエビデンスの創生が期待されています。
 昨年はコメディカル部門でも薬剤部で英語論文の発表もありました。ただ、今後の課題として当院は論文発表が少ないため研修医を含め医師、その他の職種での論文発表を促して行きたいと思います。
 また、院内に設置された倫理審査委員会は臨床研究の開始にあたり、その倫理性、科学性、質の高さ、実行可能性、また透明性を担保するために活動しております。さらに、倫理審査委員会は医療倫理に関する現場の課題も取り扱っており、患者さんとそのご家族のために公明正大な医療が実現できる体制を整えております。ロボット手術導入を契機に2024年1月からは新技術導入、保険適応外使用など臨床上の課題を審査する臨床倫理審査委員会も開催して審議を行っております。
 
【事務局スタッフ】
臨床研究部長 大塚 眞哉
副臨床研究部長 内海 方嗣

 

臨床研究部組織図

当院で実施される倫理指針対象研究に係る手順書等

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