先輩からのメッセージこのページを印刷する - 先輩からのメッセージ

FMCメンズクラブ(男性看護師)の紹介

男性看護師として
男性看護師
学生時代の私の就職活動のことを思い出すと、どこに就職しようかずいぶん迷っていました。「やっぱり男性看護師が多い施設がいいかな」なんて曖昧ことを考えている中、看護学校の先生から「一番印象に残っている場面を思い出して」と言われました。そして、私が思い浮かべたのは、手術室見学実習でした。

 

産婦人科の実習中に、私の受け持ちの患者さんが急遽、帝王切開となり手術室見学をさせてもらうことになりました。脊椎麻酔で意識下、帝王切開を受ける患者さんの看護場面で、母親を励まし続ける一人の看護師の姿がありました。緊急ということもあり、学生の私は全く余裕がなく、頭の中は真っ白、口の中はカラカラ、全く患者さんに近づくことができませんでした。ただ、その看護師の後姿だけを見ていました。その背中はとても大きく、頼もしく、カッコいいと感じたことが強く印象に残っています。この体験を思い出したことがきっかけで、就職先に迷っていた私も、手術室看護に興味を持ち、希望通り当院の手術室に就職することができ、「やっと新しい春が迎えられる」昨日のように思い出します。

就職すると、手術室であの時と同じようなカッコいい後姿をたくさん発見することができました。手術室では患者さんと関わる時間が限られています。でも皆、患者さんと真剣に向きあっています。いつか私もこんな看護師になりたいとずっと思い続けていました。6年目になって、私の後ろ姿どんなんだろうか、後輩に少しはよい刺激になっているのかなと少々気になり始めました。でもまだまだ先輩看護師の域に達するにはもう少し頑張りが必要かな。

FMCメンズクラブの勧誘
男性看護師男性看護師は、女性看護師に比べて圧倒的に人数が少ないのですが、その分、周囲からの注目度は高く、歓迎されています。優しく、心強い指導が待っています。職場でもムードメーカーです。そして以外と女性より繊細かもしれません。

 

また、男性看護師の強みは、様々な機器に強いことです。医療機器はもちろん、パソコン技術を駆使してDVDを作成したりすることもできます。看護師教育にも役立っています。今年は、2年目看護師のために、挿管介助のDVDを作成しました。忘年会にもプロ並みのDVDで喝采をあびました。

私が就職した当初、院内の男性Nsは8名でしたが、あれから約6年、今や22人に増えました。女性パワーに負けじと結束力が固いメンズですが、もう少し増えてくれないかなと密かに思っています。手術室には、男性看護師が最も多いですが、産婦人科病棟以外の全ての病棟に配属されています。それぞれの分野で活躍していますが、もう少し、男性看護師が増えると心強い(?)です。

就職先に迷っている男子学生の諸君、結束力の強い私たちがサポートします。まずは、福山城でのお花見で歓迎します。

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